タイ電子取引開発庁(ETDA)は9月30日、デジタルプラットフォームサービス法の遵守を義務付けるオンライン商取引プラットフォームのリストに、TikTokショップを追加すると発表した。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、同庁のチャイチャナ・ミトラパント事務局長は、7月9日に発表した、同法の遵守を義務付けるオンライン商取引19社に続く措置で、今後、LINE MAN (Mart)も追加する予定だと述べた。
同法では、プラットフォームにビジネスリスク評価とリスク管理の実施を義務付け。サービス利用によって損害が発生したり、法律に違反したりする可能性がある場合、警告の発出やサービス停止も義務付ける。運営者の身元確認と登録、基準を満たした製品であることを示す標識やシンボルの表示なども必要。
リスト入りの条件は、タイ国内の取引額が年間1億バーツを超え、ビジネス開発局に法人登録しておらず、タイ国内の事業者100件以上が参加していることや、月間利用者が総人口の5%以上10%以下であること、公衆に影響を及ぼす可能性のあるサービスであることなどがある。