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2010-04-02 17:34

【書籍】 日経新聞には載らない アジア投資で稼ぐ必勝法

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世界経済を牽引するアジアの成長は半端じゃない!高実績を続ける投資ファンドが初めて明かした投資哲学

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アジアが高成長を続ける「5つの理由」

  1. 増え続ける人口。30億人市場の誕生!
  2. 1つにつながる4つのアジア経済圏
  3. 経済成長を支える年への人口流入
  4. 「草の根経済」の進展による消費拡大
  5. アジアハイウェイなど、整備が進む交通・流通網

【インタビュー】アジア投資で稼ぐ必勝法とは

APF(アジア・パートナーシップ・ファンド) ファンドマネジャー ユナイテッド証券最高経営責任者 此下竜矢氏が語る

──アジア投資の現状をどう見るか。

「2010年は良いチャンスが来ている。2007年にリーマンショックがあり、不況になった。価格が一時期は価値よりも低くなった。それが今、回復過程にあり、投資の妙味がある。中国は実際の価値よりも価格が高くなってしまっているが、アセアン(東南アジア諸国連合)は本来の価値に比べて価格が安く、今が買い時だと考えている」

──APFはアセアンの中でもタイを拠点にしている。タイをどう評価するか。

「アセアンは陸のアセアンと海のアセアンとに分かれるが、陸のアセアンはアジア全体の結節点となっている。各国でフリートレードも進んできた。30億人のアジア市場がつながるのがの陸のアセアンで、タイはその中心にある。その位置をタイは自身の発展に生かしている」

──今後のアジア投資で特に注目する分野は。

「そう質問されると──良い分野というのは無い──と答えている。『この企業』『この土地』『この建物』『この債券』に投資する。分野全体には投資はできないのです。どんな分野であれ、どんな国であれ、その中で勝ち残る企業、その中で価値のある不動産などを厳選することが大切だ。ブームに乗ってITに投資した多くの人たちがどうなったか思い出してほしい。われわれはブームに乗って投資しないことで勝ち残ってきた。」

投資先選びに『三現主義』

──では投資先をどう選んでいるのか。

「投資をするとき、実際に投資先を確認することが大切だ。当ファンドでは『3現主義』をとっている。『現場』『現物』『現実感』だ。現場を確認し、現物を確認し、現実感をもたなければいけない。これは製造業で言われますが、私たちも実践しています。アジアで投資やビジネスをしようとする人はいっぱいいる。しかし──なんか東南アジアっていいな──という感覚で投資をするのではなく、現場を見る必要がある。投資は気分に乗って行われることがしばしばある。ITブーム、ベトナムブームなど当ファンドは、ブームに関係なく現実感を持って把握できたものだけに投資している」

──APFが投資するとき、具体的にはどう確認しているのか。

「私たちが企業に投資をするときは1000万円単位のデューディリジェンス(投資対象調査)を行う。これをやった上で、その企業の経営者と納得するまで話をする。企業はトップが重要なので、それを確認する。そこでやっと投資をするかどうかが決まる。ここまでやらないと、本当の価値を把握していないものに投資をすることになり、リスクが大きい。当ファンドは分からないものには投資をしない。現場、現実を確認し、リスクを小さくする。そして価値よりも、必ず安く買う。3現主義に基づいて、ローリスク、ハイリターンを実現するのが当ファンドの方針」

──一般の投資家にはどうアドバイスするか。

「一般の投資家は、私たちプロに比べ情報が限定されているそこで投資するには2つの方法がある。1つはリターンは低いが、短期で売買することだ。分かっていないものを買うと長期ではブレが大きくなる。例えば目を瞑って歩くのと同じだ。目を閉じても一歩だけ進むなら何にもぶつからない可能性が高い。しかし10歩、100歩、1000歩と歩けば危ない。日本では短期投資は良くないと言われるが、長期で投資できるのは、投資対象の本当の価値を把握している人だけだ。短期投資は一般投資家が身を守るための賢い選択肢だ」

大切なのはファンドマネジャー

──もう一つの投資方法は。

「自分が信頼できるファンドマネジャーを見つけることです。企業は資本金を株式で集め、ビジネスをし、それを増やす。銀行は預金を集め、保険や年金は保険料を集め、貸付、債券、株式、投資ファンドなどで運用し、その利益を配分します。つまり企業、銀行、保険、年金などはどれも、お金を預かって運用し、利益を返すという意味で同じくファンドです。企業では社長、銀行や保険は運用責任者と呼び方が違うがみんなファンドマネジャーだ。投資家はその人を選ばなければならない」

──ファンドマネージャーを選ぶポイントは。

「多くの投資家がファンドマネージャーの顔を見ていない。ファンドマネージャーがどうやって利益を上げているのか、どういう哲学を持っているのか。アジア投資が流行しているが、ファンドマネージャーを選ぶときには、アジアの現場と現実を分かっていること、そしてきちんとした投資哲学を持っていることが大切だ。アジアで勝てるファンドマネージャーを選ぶことです。

──ファンドマネージャーとして、APFの性格を説明するとどうなるか。

「逆説的な言い方になるが、APFの最大の力は「投資をしない力」だ。昨年300くらいの企業投資案件が持ち込まれたが、そのうち投資をしたのは1件だ。投資案件は世の中に無限にある。その中で本当に把握するまで投資しない。和牛商法とかエビ養殖詐欺とか、現場に行けば嘘だと分かったはずです。現実感を持って把握できていないものに投資をする必要などないのです。どのみち世界中の全投資案件に投資できるわけではないのです。」

──3月29日に此下さんが執筆した「日経新聞には載らない アジア投資で稼ぐ必勝法」が角川SSコミュニケーションズから本が出版されたが、その経緯と内容は。

「2006年にユナイテッド証券の社長に就任したとき日本の編集者に本を書かないかと勧められた。私は当時まだ33歳と若く、本を書く資格があるとは思えなかった。それに、自分は大阪大学文学部の大学院で学んでいた頃、論文では超一流にはなれないと思った。そんな物書きを諦めた人間が本を書くのはおもはゆいと思った。しかし、社長就任から5年を経て、ようやく出版する気になった。編集者の方には色々お世話になった。今年はアジア通貨危機から12年になる。この間、投資ファンドとしてアジアに投資をし、どうやって利益を生み出してきたかを書いた。アジアの時代になったので、アジアの中で日本がどうやって生き残っていくかを探らなければならない。アジアに密着してやってきたので、アジアの実状を、気をつけなければいけないポイントを知っているつもりだ。投資家だけではなく、現地でビジネスを始めようとしている人や、会社員の人にもお役に立てる内容になっていればと思う」

APFの投資哲学がわかる、かつてない書籍

この十数年間、タイを拠点にアジア地域で資産運用をする投資ファンドであり、同時にアジア全体へ展開する企業グループでもあるAPF(ASIA PARTNERSHIP FUND)のなかで、買収先の企業で経営者として指揮を執り、企業経営ファンドマネージャーとして活躍する此下竜矢氏の初の本格的な書籍が発売。

21世紀はアジアの時代、その時代のビジネスの最先端で戦ってきた著者が、その知識と経験、そして、哲学を語ります。日本人はアジアの時代にどう生きるべきなのか?ビジネスをどう進めていくのか、そして成功する投資とはどうすべきか?

著者が所属するAPFは、97年アジア通貨危機後からアジアへの投資をスタート。現在に至るまで、タイ以外にも、日本、シンガポール、マレーシア、香港、カンボジア、バングラデッシュなど11カ国で投資し、アジア全体に展開して、好実績を上げ続けて来た。そんな彼らの「投資哲学」は、「三現主義」と「ローリスク・ハイリターン投資」。全ての原則は「現場」「現物」を常に確認し、「現実感」を持った投資判断をするということ。そしてその原則に従うことによって、常に「ローリスク」で最高の収益を上げて来た。

これからの世界経済を牽引するアジアを知り尽くす著者が、日経新聞には載らない投資必勝法を明かす。

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本書の主な内容
アジア通貨危機は最大のチャンスだった。APFアジア投資の始まり
APF流投資哲学
21世紀アジア経済
日本人の行く先
生き方としてのファンドマネージャー、すべてのビジネスマンに向けてのメッセージ
登録情報
「日経新聞には載らない アジア投資で稼ぐ必勝法」
著者:此下竜矢
発行:角川SSコミュニケーションズ
発売:角川グループパブリッシング
定価:本体1,300円+税
ISBN978-4-04-731818-2
2010年3月29日発売

著者プロフィール

此下 竜矢 (このした たつや)

APFファンドマネジャー
昭和ホールディングス最高経営責任者(東証二部上場)
ユナイテッド・セキュリティーズ最高経営責任者(タイ証券取引所一部上場)

1972年、大阪府豊中市生まれ。大阪大学文学部卒業後、同大学院へ。
歴史学者を目指すが、兄が運営する東南アジアへ広範に投資する独立系投資ファンド、アジアパートナーシップファンド(APF)に参加。
海外でマネジメントや事業展開を実践。2006年からAPFが友好的に買収したタイ王国のユナイテッド・セキュリティーズ社最高経営責任者に33歳で就任。
2008年6月より、同じくAPFが友好的資本参加をした昭和ゴム(2009年6月より昭和ホールディングスに社名変更)の最高経営責任者に就任し、日本とタイに上場する2つの会社を支えるため、アジアを飛び回っている。

著者 此下竜也(このした たつや)

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