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　タイでスーパーマーケットを展開するフードランドは8日、コンドミニアムの住民をターゲットにした小型のコンビニエンス・ストアをバンコクでオープンした。

　カオソッドの報道によると、新小型コンビニはクローンサーン区のコンドミニアム「リファレンス・サトーン・ウォンウィアンヤイ」に出店。売場面積は250平方メートル。小売と飲食を合わせた店舗で、注文に応じて料理も提供する。投資額は約1400万バーツ。

　同社のアティポン副社長は、2024年の業績が前年比3％減の約63億バーツ。利益は約1億3000万～1億4000万バーツだった。消費者の節約志向が強く、購入額が減少。2025年の傾向も横ばいだとした。

　同社は業績を踏まえ、バンコクのチェーンワタナなどで計画していた新店舗の開業を中止。国内経済や消費動向を考慮し、当面の投資を停止する。労働力も不足しており、損失が続く支店の見直しも進めるという。