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　2015年にユネスコ（国連教育科学文化機関）の世界遺産暫定リスト入りしているタイ北部チェンマイ県の「チェンマイ市」について、タイのスダーワン文化大臣は19日、ユネスコの基準に沿った書類の準備を加速し、2025年8月までに完了すると述べた。

　プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、スダーワン文化相は、チェンマイの世界遺産登録推進会議後、世界遺産リストへの登録に向けた推薦書類の草案を作成中で、現在は改定作業を行っていると述べた。

　チェンマイの歴史の中でも重要遺産7カ所を厳選。ワット・チェンマン、ワット・チェディルアン、ワット・プラシン、ワット・チェット・ヨート、ワット・スワンドーク、ワット・ウモーン、ワット・プラタート・ドーイ・ステープと、城壁や堀を含む。

　当局は、世界遺産登録を検討する2026年のユネスコ年次会議へ向け、推薦書類を2025年8月までに作成し、ユネスコへ申請する予定。