ココペリ(東京都千代田区)は、タイで海外ビジネスマッチングプラットフォーム「BIG ADVANCE GLOBAL」のサービスを6月に開始する。サービス提供に先立ち、同社は24日に東京で記者発表会を開催。同社代表取締役CEOの近藤繁氏は「新たな挑戦を本格的にスタートする」と意気込みを述べた。
同社によると、会見には、近藤氏とタイ国中小企業振興庁(OSMEP)のパニタ・シナワット長官代理、みずほ銀行ビジネスソリューション部の太田浩文部長が登壇。
近藤氏は「中小企業の海外展開は、言語や商習慣、貿易実務などの壁に直面する。テクノロジーの力と、金融機関・政府機関との共創により、壁は乗り越えられると確信している」と挨拶。
OSMEPのシナワット長官代理は、「リアルタイム言語翻訳などのAI技術を活用し、国境と言語の壁を越え、タイの中小企業に新たなビジネス機会を創出できる。タイの中小企業が持続的に成長し、国際競争力を高めていくことが可能になると確信している」と期待を示した。
海外ビジネスマッチングプラットフォーム「BIG ADVANCE GLOBAL」は日本企業と海外企業が国と言語の壁を超えて繋がることができる新サービスです。
「BIG ADVANCE GLOBAL」は、日本企業と海外企業が国と言語の壁を超えて繋がることを支援する海外ビジネスマッチングプラットフォーム。販路拡大や、新たな仕入先の開拓に活用できる。モノ・サービスの売買に加え、成功事例やイノベーションを共有することが可能で、両国の中堅・中小企業が国際市場で持続的に成長できる環境を提供するという。