タイ・中国国交50周年を迎える2025年の春節期間、タイ各地で祝賀イベントが開かれる。バンコクの商業施設アイコン・サイアムは、祝賀イベントに約1億5000万バーツを投入。来場者は約200万人の見込み。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、アイコン・サイアムは政府当局と中国9協会と共同で、1月24日から2月2日まで「アイコン・サイアム・ア・プロスペラス・チャイニーズ・ニュー・イヤー2025(ICONSIAM A PROSPEROUS CHINESE NEW YEAR 2025)」を開催する。
またチャオプラヤー川沿いのリバーパークでは彫刻展覧会「Lancang to ChaoPraya」も開催。タイ文化省の栄誉賞である「タイ王国国家芸術家」の称号を持つプリーチャー・タオトーン氏と、中国の芸術家スー・ホワンフェイ氏が共同で制作した「Chubby woman with Dragon&Naga」を展示する。
またタイ国政府観光庁(TAT)によると、タイ最大のチャイナタウン、バンコク都のヤワラート通りで、1月19日から2月9日まで祝賀イベントを開催。ライトアップショーやタイと中国のアーティストによる文化パフォーマンスの披露などがある。
1月28日から2月2日まで、バンコクの商業施設セントラル・ワールドでも祝賀行事があり、中国の舞台芸術3団体による文化交流公演やショーが開かれる。来場者はランタン作りや中国書道、年度彫刻などの文化体験を楽しめるほか、タイ系中国人アーティストによるライブパフォーマンスもある。