タイ東北部ウボンラーチャターニー県の空港を離陸した航空機の近くを竹製ロケットが通過し、航空機の上空2000フィートまで上昇する事件があった。航空機を操縦していた民間航空会社のパイロットは、安全上の懸念を表明。規制強化を求めている。
マティチョンの報道によると、パイロットは自身のフェイスブックで体験を投稿。航空機から約200メートル以内の場所を竹製ロケットが通過するのを目撃したという。航空機は上空約6000フィートを飛行していたため、ロケットは約8000フィートまで上昇したと推測。非常に危険な行為だと非難した。
パイロットは管制塔に事件を報告。管制によると、竹製ロケットの打ち上げ申請は無かった。タイ空軍機からも竹製ロケットの目撃報告が複数あり、管制塔は航空機に対し、ロケットを避けるよう呼び掛けた。
ネイションの報道によると、タイ東北部では毎年5月から7月にかけて、雨乞いのために竹製ロケットを発射する。ロケットが飛ぶ高度を賭けの対象にすることもある。
パイロットは、「長年の伝統は理解しているが、公共の安全を念頭に置いて欲しい。航空当局の許可を得て、許可区域で発射して。ロケットへの賭け事も、より高い高度を飛行するロケットの制作者が現れるので、廃止するべき」とコメント。投稿は500回以上拡散されている。