通販サイト「LAZADA(ラザダ)」によると、1週間にオンラインで買物をするタイのインターネット利用者の割合は68.2%で、世界最高だったことが分かった。
マティチョンなどの報道によると、ラザダ・タイランドのワリッター最高経営責任者は、経済が厳しい状況にある中、国内の電子商取引が2024年には21.7%拡大し、地域平均の12%を上回り着実に成長していると話した。ラザダの正規ブランド専門サイト「LazMall」の注文件数は、2025年初頭から前年比22%増加している。
同社は、「次世代の電子商取引」戦略の下、人工知能(AI)を活用したプレミアムプラットフォームを目指す方針。AI技術へ継続して投資し、消費者に合ったおすすめ製品情報を提供するAIパーソナルショッピングアシスタント「Lazzie」などの機能を拡充し、買い手と売り手のショッピング体験を向上させるという。
また、売上げの50%以上がキャンペーンによる効果で、家電製品の売上げは2倍、ファッション・美容製品は40%増加した。同社は9月8日から11日にも、大規模キャンペーンを実施する予定。