タイ商工会議所大学の発表によると、11月の消費者信頼感指数(Consumer Confidence Index:CCI、100以上が好感)は53.2となり、3カ月連続で上昇した。一方、南部大洪水の影響で、タイ商工会議所信頼指数(TCC-CI)は初めて44に低下した。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、同大学ビジネス経済予測センターのタナワット会長は、商工会議所信頼感指数の低下について、「南部大洪水の影響によるもので、問題が無ければ商工会議所への信頼感は今後も上昇するはずだ」との見方を示した。
11月のCCIは項目別に、全体経済46.8(前月45.5)、雇用50.9(49.6)、6カ月後所得61.9(60.6)で、全項目で上昇。全指数は正常値の100を下回っているため、消費者の経済に対する信頼感は依然として低かった。CCI調査は、11月に2241人を対象に実施した。