バンコクで開かれていた自動車見本市「第42回モーターエキスポ2025」は、当初の予測を超える7万5246台の予約を獲得して閉幕した。トヨタが約1万台でトップ。ホンダは最終日にBYDを僅差で抑えて2位となったが、中国の自動車メーカー7社がトップ10に入った。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、11月28日から12月11日の13日間で、オートバイを含む予約台数は8万509台(自動車7万5246台、オートバイ5263台)。昨年の6万2495台(自動車5万4634台、オートバイ7982台)を上回った。
自動車の平均予約額は112万2347バーツ。バイクは17万7637バーツ。来場者は152万1296人。アプリのダウンロード数は4万5298回。オンライン視聴者数は202万8044回。
今年は、政府の購入補助金制度が終了間近のため、電気自動車(EV)の新車を買い求める人が多かった。2026年に導入予定の排出量に基づく物品税の影響で、自動車価格が上昇見込みであることも予約が増加する要因となった。
メーカー別では、トヨタ1万872台、ホンダ6267台、BYD 6212台、オモダ&ジェクー 5217台、GAC 5019台、Geely 4831台、MG 4827台、GWM 4609台、ディーパル4586台、三菱2988台。中国の自動車企業が7社ランクインし、勢いを見せた。
自動車予約統計によると、予約車種の50%が電気自動車。その他の車種が50%だった。SUVの人気が最も高く58.4%、次いで乗用車27.8%、MPV 7.6%、ピックアップトラック4.5%、その他1.7%。
人気車種トップ5は、ミツビシXForce HEV、ホンダHR-V 、Geely EX2、Jaecoo5 EV、BYD Atto3。
バイクの予約台数は5263台。メーカー別ではランブレッタ785台、ヤマハ680台、デコ654台、EM 618台、ゾンテス615台。