トヨタ自動車は、電気自動車SUV「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」のマイナーチェンジモデルを日本から輸入し、当初の計画より2カ月前倒しして8月にタイで販売する。
カオソッドの報道によると、トヨタ自動車の販売店筋は26日、当初は8月21日に新型ハイブリッド車「トヨタATIVハイブリッド」を発売後、10月中旬に「bZ4X」を発売予定だったが、2カ月前倒しになったと話した。またトヨタのインドネシア工場ではなく、日本から輸入するという。
トヨタ自動車は2022年、「bZ4X」を初めて市場に投入。オンライン限定で約50台を販売。価格は183万バーツだった。8月に発売するマイナーチェンジモデルは、全国のショールームで販売する計画。より手頃な価格帯が実現する可能性もあるという。
トヨタ・モーター・タイランドのスパコーン副社長は、今年下半期、新たに3車種を市場に投入すると明らかにした。3車種は、「bZ4X」と「トヨタ・ヤリス・アティブ・ハイブリッド(HEV)」、「新型トヨタ・ハイラックス」。
「ヤリス・アティブ」の目標販売台数は、ハイブリッド市場全体の50%。「bZ4X」と「新型トヨタ・ハイラックス」の2車種の販売台数は、5%増の23万1000台と予測。目標は市場シェア38.5%だという。