23日11時頃、タイ東北部コーンケン県ムアンコンケーン郡で、プレハブ住宅を吊り下げて運搬中のクレーンがバランスを崩して倒れ、プレハブが民家に落下する事故があった。民家の住民は家の中にいたが、直撃を免れて無事だった。
タイラットなどの報道によると、建設会社の作業員は、パネルを現場で組み立てる形式のプレハブ住宅「ノックダウンハウス」を、クレーンで吊り下げて運搬。重さは約1トンで、電線を避けるため、周囲の民家の屋根を超えて高さ10メートル以上までつり上げていた。途中でクレーンがバランスを崩して倒れ、プレハブ住宅が民家を直撃した。
直撃にあった民家は、屋根や壁が一瞬で倒壊し、大きく損傷。当時、民家の中には男性(29歳)がいたが、直撃を免れて無事だった。男性は、午後の仕事に備えて横になっていたら、突然、爆発音のような大きな音がしたと語った。家の中は木の破片と埃が充満した。
事故後、クレーンを所有する会社は、被害者に補償金を支払うと連絡。だが被害者は、会社側が被害額を低く見積もる可能性があるとして警戒している。