国連総会出席のため米国を訪問中の岩屋毅外務大臣は、9月26日午前9時55分(現地時間)、タイのシハサック・プアンケットケオ外務大臣と会談し、カンボジアとの軍事衝突について、平和的な緊張緩和を期待すると述べた。
外務省によると、会談は約30分間実施。岩屋外相は冒頭、シハサック外相の外務大臣就任に祝意を表し、タイとカンボジアの軍事衝突の犠牲者に心からの哀悼の意を表した。
岩屋外相は、両国が引き続き停戦合意を遵守し、対話を通じて平和的に緊張が緩和されることを期待すると述べ、日本は引き続き事態の緩和に向けて努力していくと伝達した。
また、2027年の日タイ外交関係樹立140周年を見据え、「包括的な戦略的パートナー」として、経済分野を含め、両国関係を一層深化させたいと話した。
タイのOECD加盟プロセスを引き続き力強く支援し、OECD主催の東南アジア諸国向けAIワークショップの第1回開催がバンコクで成功裡に終了したことに続き、第2回開催を後押ししていくと述べました。さらに、両外相は、二国間の経済交流や人的交流について意見交換し、引き続き緊密に協力していくことで一致した。