日本政府は、タイ東北部ルーイ県ムアンルーイ郡のルーイ県特殊教育センターに総額189万6000バーツを供与し、車椅子リフト付き福祉車両1台の整備を支援した。
在タイ日本大使館の4日発表によると、草の根・人間の安全保障無償資金協力によるもの。1月28日に同郡ナーアン区の同センターで引渡式典があり、ルーイ県副知事やナーアン区副区長、ルーイ県特殊教育センター長、在タイ日本国大使館の西岡達史次席公使ら関係者が出席した。
ルーイ県特殊教育センターは2000年に開設。3歳から18歳までの身体・知的・精神障害のある生徒約200人が在籍し、特別支援学校に入学するためのリハビリテーションや自立生活、コミュニケーションの基礎スキルを学んでいる。
このうち約70人は車椅子を利用しており、センターの車両や家族の送迎で通学。しかし、車いす専用の送迎車両が整備されていないため、安全な通学環境が整っていないという。
同大使館は、「福祉車両の整備で障害児の安全な通学環境を確保し、より良い教育環境を提供する。子どもたちの生活環境と教育環境の向上にも繋がる」としている。