トヨタ・モーター・タイランドはこのほど、2025年の自動車販売統計と2026年の自動車市場予測を発表し、自動車産業に対するタイ政府の支援策などから、2026年の自動車販売台数が前年比1.4%増の63万台に達すると予測した。
同社によると、2025年のタイ自動車販売は、前年比8.5%増の62万1166台。乗用車23万9236台(6.7%増)、商用車38万1930台(9.6%増)。政府の自動車産業への振興策に後押しされ、前年比で回復の兆しを見せたが、高水準の家計債務が消費者の購買力回復を阻み、見通しは不透明だ。
ピックアップトラックは、購買力の弱さとローン審査の厳格化が影響し、18万7733台(6.2%減)。改造ピックアップを除くと14万3917台(12%減)。
同社の2025年自動車販売統計は、前年比4.4%増の23万38台。全自動車販売の37%を占め、市場シェアで首位を維持した。乗用車は8万2258台(22.9%増)で、市場シェア率は34.4%。ハイブリッド電気自動車(HEV)の市場シェア率は47.4%で、高い占有率を達成した。商用車は14万7780台(3.7%減)、改造ピックアップトラックを含む1トンピックアップトラックは8万4754台(6.9%減)、改造ピックアップトラックを除く1トンピックアップトラックは7万98台(10.1%減)。
同社は、2026年のタイ自動車産業も安定を維持すると予測。国内の政治・経済情勢と世界経済、金融機関による厳格なローン審査に注視する必要があるが、政府の景気刺激策やインフラ投資の拡大、各自動車メーカーの新車投入などが下支えとなり、前年比1.4%増の63万台に達すると見込んでいる。