王立灌漑局は、中部ウタイターニー、チャイナート、シンブリー、アーントーン、スパンブリー、アユタヤ、ロッブリー、パトゥムターニー、ノンタブリー、サムットプラーカーン、バンコクの11都県に対し、台風ウィーパーに備えるよう警告。今週中、チャオプラヤーダムの放水量を最大1200立方メートルまで段階的に排水量を調整する。
カオソッドは21日、チャオプラヤーダムに流れ込む水量が増加していると報告。
北部ナコーンサワン県ムアンナコーンサワン郡のC2観測ポイントの測定値は、毎秒1170立方メートル。チャオプラヤーダムの水位は、上流で15.46メートル、下流で10.06メートル。堤防からは6.28メートル。
王立灌漑局は、チャオプラヤーダムの放水量を段階的に調整し、20日の毎秒700立方メートルから毎秒800立方メートルに増量。チャオプラヤー川と支流の川沿いに住むアーントーンとアユタヤの住民に対し、家財道具を2階へ移動するよう呼び掛けている。
同局は、20日から24日にかけて、さらなる豪雨が予測されると説明している。