タイ気象局は、5月15日から雨季に入ると発表した。今年の年間降水量は昨年より少ないが、例年より5%増加する見込み。8月以降は北部と東北部に台風が1~2個上陸すると予測している。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、スカヤーニー局長は、3つの気象基準(①北部の面積の60%以上で断続的な降雨、②高度約1.5キロメートルの上空の風の向きが南西に変わる、③高度約10キロメートルの上空の風が東向きに変わる)に基づき、雨季入りを判断したと述べた。
今年の総降水量は、例年より5%多い見込み。北部では雨季の始めから7月にかけて、例年より5~10%増加。8~10月は平年並み。南部の東側では例年より10%低下すると予測している。
一方、8~10月は雨量が増加する。熱帯低気圧が発生する可能性があり、鉄砲水や豪雨、河川の氾濫を引き起こす危険性が高まるという。台風は北部と東北部に約1~2個上陸すると予測している。