2025年1~5月のタイ燃料消費量は、前年同期比0.8%増加し、1日当たり1億5844万リットルとなった。ベンジンは0.8%増加したが、ディーゼル燃料は経済減速と紛争の影響で1.5%減少した。航空機のジェット燃料(ジェットA1)は、旅行者と航空貨物の増加で12.3%増加した。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、エネルギー事業局(DOEB)のサラーウィット局長は、重油が6.7%増、液化石油ガス(LPG)が2.3%減、天然ガスが16.1%減少したと明らかにした。
1~5月の各燃料の1日当たりの消費量は、ディーゼル燃料6850万リットル、ジェット燃料1810万リットル、ベンジン3185万リットル、ガソホール(95)1922万リットル、ガソホール(91)669万リットル。
燃料の輸入量は日量平均106万825バレルで、前年同期比1.4%増加。輸入総額は月間830億400万バーツ。このうち原油は日量平均103万1520バレルで4.6%増(月間812億5400万バーツ)。精製油(ベンジン、ディーゼル、ジェット燃料、LPG)は日量平均2万9305バレル(月間17億5000万バーツ)。
精製油の平均輸出量は1日当たり14万7535バレルで、同4.9%減少した。輸出品目はベンジン、ディーゼル、重油、ジェット燃料、LPGで、月間124億1600万バーツだった。