タイ鉄道(SRT)は、12月5日のラーマ9世(プーミポン・アドゥンヤデート)国王誕生日を記念し、歴史ある蒸気機関車で行くペートリウの旅を提供する。7日から予約を開始している。
マティチョンの報道によると、SRTは、ラーマ9世国王への敬愛を示すため、蒸気機関車の特別観光列車で行くバンコク発チャチューンサオ旅行を企画。特別列車は、第2次世界大戦後に日本が製造したパシフィック蒸気機関車824号と850号を使用。現在、トンブリー機関庫で保存・整備している。
12月5日8時10分バンコク(フアランポーン)発。9時50分チャチューンサオ着。途中、マッカサン駅、クローンタン駅、フアマーク駅に停車し、乗客が乗降する。往路・復路共に乗降可能。
チャチューンサオ県のペートリウを自由散策し、100年以上の歴史があるバンマイ市場や名産品、観光地を楽しめる。帰りの便はチャチューンサオを16時30発。バンコク18時10分着。
チケット予約は11月7日から開始。Dチケットオンライン予約システムか、全国の駅で購入できる。価格は大人・子ども共に往復3等普通列車が1人329バーツ。エアコン付車両と寝台車は1人799バーツ。車両では軽食と飲み物のサービスがある。