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　神戸製鋼所は、タイで汎用（小型）圧縮機事業マーケティング・営業・アフターサービスを目的とした新会社コベルコ・コンプレッサーズ・タイランド（ＫＣＴＨ）を設立し、今月から営業活動を開始したと発表した。

　汎用圧縮機は、主に工場において設備機械の動力・塗装・粉体搬送等に用いられる圧縮空気を供給し、多様な産業で幅広く使用されるユーティリティー設備。圧縮機による消費電力は、一般的な工場において工場全体の２０～３０％を占めるとされ、高い省エネ性能が要求される。神戸製鋼所の代表機種である汎用スクリュ式圧縮機「コベライアンシリーズ」は、高効率・省エネモデルとして、日本・ＡＳＥＡＮ地域でトップクラスのシェアを有しているそうだ。

　この新会社は、２０２０年度に売上高３０億円、年間８００台の販売を目指す。