タイの空港では16日から、不審な預け入れ荷物を乗客の許可無く開封する新ルールを施行している。
公共放送PBSの報道によると、タイ民間航空局(CAAT)は、航空保安の強化を目的に新制度を導入。X線検査で危険物やモバイルバッテリーなどの預け入れ禁止品が見つかった場合、不審な預け入れ荷物と判断し、所有者の許可無く開封して検査できる。当局は検査の様子を映像で撮影して記録する。
スワンナプーム国際空港は、新制度を説明する動画を公開。SNSでは賛否が飛び交った。プライバシーや、開封による荷物の破損と紛失、責任の所在などへの懸念を訴える声や、何時間もかけて丁寧に梱包した荷物が元通りになるのか不安の声があった。
CAATは、開封・検査した荷物に公式通知書を封入し、荷物の不備や紛失物があった場合は苦情を申し立てることができるとしている。