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　日本製粉株式会社は１５日、タイの現地法人であるＮＩＰＰＮタイランド（ＮＰＴ）のプレミックス工場の生産能力を７０％増強する第２期工事を完了したことを発表した。完了日は当初の予定より１ヶ月早い９月末、１０月より本格稼働を開始する。投資金額は約２億バーツ。

　同社は、タイをはじめとする東南アジア諸国が日本その他世界の国々への食品の供給基地となっており、この地域の食品加工産業は今後より一層の発展が見込まれていることから、１９９６年にＲ＆Ｄ機能を持った現地法人ニッポン・フロア・ミルズ・タイランド（ＮＦＴ）を設立し、委託生産や販売を行ってきた。そして市場拡大に伴い、０６年にＮＰＴを設立、０８年に高品質な業務用プレミックスの製造を開始し、業務を拡大させてきている。