9年以上封鎖しているシミラン諸島海洋国立公園のタチャイ島の再開について、タイ当局はこのほど、「観光客の受け入れを再開する科学的データが不十分だ」と指摘した。
カオソッドの報道によると、海洋公園諮問委員会は14日に意見交換会を開催し、「過去の観光の影響で、タチャイ島は資源回復のため9年以上閉鎖しているが、観光再開を容認できる学術データが不足している」と結論付けた。
同委員会は、国立公園・野生生物・植物保護局に対し、島の観光客収容能力と、島の観光価値などについて、説得力のある回答を求めた。
また、タチャイ島では今月、アオウミガメ2匹が産卵。観光客が上陸すれば、希少なウミガメの産卵を妨げる可能性を指摘した。
島の開放と閉鎖の決定権は、国立公園・野生生物・植物保護局が持つ。同委員会は10年間、地源回復のためにマヤ湾とタチャイ島の封鎖を提案しており、同局も意見を聞き入れる用意があるとしている。同委員会は1カ月後、再度会合を開く予定。