バンコク都庁(BMA)は6日、今年のローイクラトンの廃棄物回収量が、昨年比24%減少したと明らかにした。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、BMA広報担当のエーグワランユ氏は、環境局と排水局、50区役所が5日午後8時から6日午前5時まで、都内110カ所でクラトン(灯篭)を回収したと報告。
回収したクラトンは39万1027個で前年比24%減少。このうち天然素材で作られたクラトンは32万3626個で、全体の82.8%を占めた。パン製のクラトンは3万9103個で10%。発泡スチロール製は2万8298個で7.2%。
過去2年の回収データによると、2024年は51万4590個(天然素材98.4%)、2023年は63万9828個(天然素材96.7%)で、回収されるクラトンは着実に減少しているという。
BMAが専用ウェブサイトを通じ、公立公園34カ所と商業施設アイコンサイアムの仮想空間で開催した「オンライン・ローイクラトン」には2万3347人が参加。昨年は3万6832人が参加した。