4月13日から開幕する大阪・関西万博で、タイは医療とウェルネスサービス分野への取り組みを中心に展示する。伝統と先進技術を融合したタイ独自の医療サービスが、幸福健康をもたらすことを示すという。
タイ保健省によると、ソムサック・テプスティン保健相は、万博は各国が繋がり、より良い未来を作るイノベーションを披露するための絶好の機会だと述べ、「世界的なイベントに参加し、タイの伝統的医学と現代医療の専門知識を共有できることを嬉しく思う。タイ政府は、国際的な医療ハブを目指す政策を実施しており、万博を通じてタイの強みを強調したい」と語った。
タイのパビリオンでは、①伝統的なタイ医療、②タイのハーブと食を通じた健康、③タイのハーブ医療、④タイマッサージ、⑤現代医療の卓越性の5分野を紹介する予定。
タイは世界トップ5の医療観光地の一つ。2034年までに産業価値が2.2兆バーツ(約640億2000万ドル)に達する予定で、タイの経済成長への貢献が見込まれている。