タイ政府のカーロム報道官はこのほど、2024年3月1日から11月30日までのオンライン詐欺による被害額が773億6000万バーツに達したと報告した。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、カーロム報道官は警察のデータから、同期間に寄せられたオンライン詐欺に関する通報は73万9494件だったと述べた。凍結された銀行口座は56万412件、86億2771万5890バーツの預金が凍結された。
11月1日から30日までに寄せられたオンライン詐欺に関する通報は3万1353件。被害総額は25億4025万1400バーツで、1日平均8500万バーツだった。凍結された口座は1万6229件で、3億8393万3622バーツの預金が凍結された。
通報件数が最も多いオンライン詐欺は以下の通り。
1位:製品・サービス購入詐欺(個人)、損害額1億4687万6439バーツ
2位:求職資金の送金、損害額5億2679万1217バーツ
3位:コールセンター詐欺、損害額4億4437万9386バーツ
4位:融資詐欺、損害額9988万5464バーツ
5位:賞金獲得やその他の目的での送金、損害額2億2172万3880バーツ
オンライン詐欺に関する通報は1441か08-18663000へ。