タイのデジタル経済社会(DE)省は10日、過去1年間で発信元を削除した違法交流サイト(SNS)は合計15万件を超え、前年の8.5倍に増加したと報告した。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、プラサート・チャンタラルーントーン副首相兼DE大臣は、2023年10月1日から2024年9月30日までのオンライン犯罪取り締まり状況を報告。詐欺犯罪の温床となる違法交流サイトを閉鎖してきたと述べた。
過去1年間の違法交流サイトの閉鎖件数は、前年同期(1万7670件)比8.51倍の15万425件。内訳は、賭博オンラインサイトが同30.22倍の6万2213件(前年:2059件)、虚偽の情報を流布するサイトが同4.89倍の5万1088件(前年:1万442件)。その他のサイトが同7.18倍の3万7124件(前年:5169件)。