タイ映画館大手のメジャー・シネプレックスの16日発表によると、ホラー映画「ティーヨッド2(Tee Yod2)」は公開6日で興行収入4億バーツを突破し、2024年のタイ公開映画で首位となった。前作の「ティーヨッド」の興行収入は5憶バーツで、タイ国内映画史上4位を記録していたが、今作は更なる記録に期待がかかる。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、「ティーヨッド2」は前作に比べ、上映1回当たりの平均興行収入が61%増加。同作は興行収入の他に、9つの記録を更新した。
・2024年のバンコク首都圏興行収入1位(1億497万バーツ)
・史上最速36時間で全国興行1億バーツ突破
・バンコク首都圏とチェンマイ興行収入が2024年1位(2487万バーツ)
・上映3日で興行2億バーツ突破
・バンコク首都圏の初週興行収入が過去3年で最高
・初日興行収入が過去5年で最高
・初日上映スクリーン数が2024年1位
・チケット事前予約数が過去最高記録
・水曜日の特別上映の興行収入が19回上映で144万バーツ
前作の「ティーヨッド 死の囁き」は2023年公開。50年前の農村を舞台に、悪霊に取り憑かれた妹を救うため、元軍人の長男が家族とともに闘う物語。今作はその3年後を描いている。