タイ政府は、燃料の買い溜めを防止するため、缶入り燃料の販売を禁止した。カオソッドなどの報道によると、農家やパワーショベルの利用者、漁師らに深刻な打撃となっているという。
ランパーン県の会社経営者は、ガソリンスタンドでパワーショベルに給油する様子をフェイスブックで公開。容器への給油を禁止されたため、「直接給油する」と投稿した。
タイ政府の施策は、中東情勢を受けた燃料供給の管理が目的。だが、買い溜め目的ではない漁船向け燃料も一部ガソリンスタンドが販売を停止し、船を陸に揚げて直接給油できない小規模漁業を営む漁師に深刻な打撃となっている。
ペッチャブリー県ハートサムラーンでは大型ガソリンスタンドがなく、漁師らは小規模販売店2店に燃料供給を頼っている。燃料の供給不足で販売できる燃料が尽き、閉店している店もあるという。
地元で容器入りディーゼル燃料を入手できない漁師らは遠方まで出向き、船舶用の給油容器を持参して給油している。一部の漁師は、燃料不足で出航できない状況だという。