バンコク・バンク(BBL)は、2000バーツ未満の口座からの送金を禁止する新規制を4月9日から導入すると発表していたが、翌10日に無期限延期を発表した。予想を上回る批判を受け、1日で方針転換した。
カオソッドの報道によると、BBLは9日、インターネットバンキング専用普通口座(eセービング)に関する新規則を4月9日から施行すると発表した。残高が2000バーツ未満の口座の取引を規制する内容で、引き出しや送金ができなくなる。公共料金やクレジットカードの支払いなど、自動口座振替は例外。
BBLの発表後、ソーシャルメディアを中心に、「残高が少額の低所得者を見落としている」と激しい批判が起こった。新規制施行までに預金を引き出し、口座を解約するという声も上がった。
新規制は、犯罪者がネット口座をダミー口座として利用するのを防止することが目的だった。激しい批判を受けたBBLは10日、顧客に不便をかける恐れがあると判断し、新規制の導入を無期限延期すると発表した。