トヨタ・モーター・タイランド(TMT)が27日発表した自動車販売統計によると、5月のタイ国内販売台数は4万9871台で、前年同期比23.4%減少した。電動車(Xev)は同17.9%増の1万7228台で、全体の34.5%を占めた。
乗用車は同28.1%減の1万8686台、商用車は同20.2%減の3万1185台、1トンピックアップトラックは同35.4%減の1万7651台だった。
電動車のうちハイブリッド自動車(HEV)は、同92.1%増の1万986台。バッテリー式電気自動車(BEV)は同28.8%減の5573台。
ブランド別では、1位:トヨタ1万9504台(同8.4%減、市場シェア39.1%)、2位:いすゞ7883台(同40.6%減、市場シェア15.8%)、3位:ホンダ6527台(同2.5%減、市場シェア13.1%)。
1~5月の累積販売台数は、前年同期比23.8%減の26万365台。
TMTのスパコーン・ラッタナワタハ執行副社長は、5月以降の自動車販売の改善速度は低調だと述べた。消費者信頼感指数の回復は遅れ、融資拒否率も高水準で推移していると指摘した。