タイ観光スポーツ省によると、4月1日から21日までのソンクラーン期間中の観光収入は1403憶3500万バーツで、当初試算していた1320憶バーツを上回った。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、同省のスダーワン大臣は、21日間の外国人旅行者は192万6443人で、前年同期比37.54%増加したと述べた。観光収入は902億800万バーツ。
同省は、外国人旅行者の増加について、ビザ免除措置や、タイ出入国カード(TM6)の一時的停止などが奏功した可能性があるとしている。
12~16日までのデータによると、外国人旅行者は46万1509人、観光収入は215億4600万バーツ、タイ人旅行者は433万7848人、観光収入は164億8800万バーツで、総収入は380憶3400万バーツだった。
国別の外国人旅行者は、中国が前年同期比89.16%増の39万5830人で首位。マレーシアは同41.62%増の29万8263人、インドは同27.53%増の11万4330人、ロシアは同19.61%増の10万4538人、韓国は同36.02%増の8万4539人だった。
総観光収入の1403億3500万バーツの内訳は、宿泊が420億6900万バーツ、飲食が330億6900万バーツ、買い物・土産物が268億3900万バーツ、交通費が155億500万バーツ、娯楽が147億5800万バーツ、観光サービスが58億6500万バーツ、その他が22億3000万バーツだった。
また王宮前広場で開催したマハソンクラーン・ワールド・ウォーター・フェスティバル2024について、国内外から78万4883人が参加し、大成功を収めたと説明。経済効果は予算の約30倍となる28憶8682万バーツで、ユネスコ無形文化遺産に登録されたソンクラーンを世界に示すことができたとしている。