カオソッド・オンラインの報道によると、21日午前10時30分にタイへ到着したカンボジアのフン・セン前首相は、午前11時頃にバンコク都内にあるタクシン元首相の自宅を訪問した。フン・セン氏は自身のフェイスブックに、タクシン氏とのツーショット写真などを投稿。「我々は兄弟だ」とコメントした。
報道によると、フン・セン氏は、タクシン氏と一緒に昼食を取るなど約2時間滞在。午後1時にタクシン氏の自宅を出発し、帰国の途に就いた。
昼食メニューは、スパンブリー名物の焼き海老など、フン・セン氏が好むタイ料理を中心に用意。タクシン氏の次女で、タイ貢献党党首のペートンターン氏も同席した。
フン・セン氏はフェイスブックで、「療養中のタクシン元首相を訪問した。タクシン氏と私は兄弟だ。我々は首相経験者だが、政治の話はしなかった。32年間の思い出話で交流した。同席してくれたタクシン氏の末娘で、タイ貢献党党首のペートンターン氏を来月14~15日の日程でカンボジアに招待した」などとコメントしている。