タイ運輸省航空局(DOA)は18日、同局が管理する地方10空港に100億バーツを投入し、旅客ターミナルビルの建設や滑走路延伸などの開発を進めると発表した。国内線利用客の受け入れ能力向上のため、2026年の完成を目指す。
マティチョン・オンラインの発表によると、対象の空港はナコーンシータンマラート、クラビー、コーンケーン、トラン、ナラーティワート、ブリーラム、ローイエット、ラムパーン、スラートターニー、ホアヒンの10カ所。旅客ターミナルビルの改装・新設や、滑走路を延伸する。
DOAのキアチャイ副局長によると、国内29空港の年間収容能力は4000万人。開発により、年間5200万人まで引き上げる。
またキアチャイ副局長は、タイ・エアアジアと新路線開発などについて協議したと述べた。同社は、ドーンムアン~ラムパーン線への新規就航や、クラビー空港への増便を計画。DOAが提案しているハートヤイ~ホアヒン線への就航と、ブリーラム・ウドンターニー・ウボンラーチャターニー空港を発着する国際線も検討している。