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　タイのセター首相は５日、予告無くスワンナプーム国際空港に現れ、入国審査を視察した。マティチョン・オンラインが報じた。

　同空港では、入管システム（生体認証）の故障が２度発生し、自動出国審査システムが利用できなくなるトラブルが起きていた。特に航空機の離発着が多い時間帯は、出国する乗客に影響が出ているという。

　セター首相は５日、公式フェイスブックで、「来月には全国規模の空港改修計画が発表される。報道だけに頼らず、空港や入国審査を直接確認したい。トラブルは問題ではなく、改善のチャンスだ」と投稿している。