タイ中小企業開発銀行が9月27日発表した今年第3四半期(7~9月)の中小企業景況感指数は、前四半期(65.9)から0.5ポイント上昇し、66.4だった。新政権が発足し、経済政策への期待感からわずかに上昇した。
マティチョン・オンラインの報道によると、調査は全国の中小企業約500社を対象に、チュラーロンコーン大学と共同で実施した。3カ月予測は65.61から66.79に上昇。年末の観光ハイシーズンへ向け、企業の販促プロモーションが活発化すると見込んだ。
産業別の信頼感指数は、建築サービス業が最も高く、観光業が続いた。
また中小企業経営者が懸念する労働問題については、「最低賃金の引き上げによる人件費上昇」は76.94%、「熟練技術者の不足」は23.73%、「テクノロジー・デジタル知識を持つ労働者の不足」は21.29%、「不況による人員削減が必要」は17.96%だった。
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