ベルギーの旅行ブログサイト「トラベルネス(Travelness)」はこのほど、「世界で最も訪問者が多い都市トップ20」を公表した。バンコクは約2000万人で、昨年に続き1位。平均滞在日数は4.7泊、1日当たりの平均支出額は173ドルだという。タイではプーケット(14位)とパタヤ(15位)、日本は東京(9位)と大阪(12位)がランクインした。
[世界で最も訪問者の多い都市トップ20]
1位:バンコク 2278万人
2位:パリ 1910万人
3位:ロンドン 1909万人
4位:ドバイ 1593万人
5位:シンガポール 1467万人
6位:クアラルンプール 1379万人
7位:ニューヨーク 1360万人
8位:イスタンブール 1340万人
9位:東京 1293万人
10位:アンタルヤ 1241万人
11位;ソウル 1125万人
12位:大阪 1014万人
13位:メッカ 1000万人
14位:プーケット 989万人
15位:パタヤ 944万人
16位:ミラノ 910万人
17位:バルセロナ 909万人
18位:パルマ・デ・マヨルカ 896万人
19位:バリ島 826万人
20位:香港特別行政区 823万人
同サイトはバンコクについて、トゥクトゥクの喧噪と絶え間ない賑わいに包まれ、地図を使わずに探検すれば、常に楽しい発見があると紹介。巨大モールや近代的な空間で都会の快適さを楽しんだ後は、黄金に輝く寺院に向かいましょう。酸味、甘味、塩味やスパイシーな香りが詰まったバンコクの無数のストリートマーケットに誘われ、ボートに乗って水上マーケットに行きましょう」としている。
14位のプーケットについては、「素晴らしいビーチとカルスト諸島に、2つの国立公園と探検しきれない無数の島々があります」と紹介。美しいサンゴ礁でスキューバダイビングやシュノーケリングの探検ができるほか、プーケットタウンには博物館や野生動物保護区などもあるとした。
15位のパタヤについては「暑さをお望みなら、観光地パタヤで無限のビーチを楽しみ、パーティーをテーマにした中心エリアを訪れてみよう」と紹介。パタヤを観光した後は、海岸沿いのビーチでのんびりと日光浴を楽しむことを薦めている。
9位の東京は「未来に存在する都市があるとしたら、それは東京」と紹介。高層ビル群を絶え間なく行き交う人びとで24時間動き続け、テクノロジーが高い生活水準を確立している一方で、ネオン看板や派手な都市の広がりの中に、江戸風の町並みや、静かな明治神宮など、緑やスピリチュアルな空間が広がっているとした。
12位の大阪は「フレンドリーで温かく、文化遺産と繁華街の両方を備えた街。活気溢れる道頓堀には、お好み焼きから立ち食いラーメンまで、さまざまな飲食店が軒を連ねています」と魅力を述べている。
タイ政府広報局によると、タイ国政府観光庁は2023年1月1日から7月24日までに、タイの観光業は1兆1200億バーツ以上を生み出したという。2023年の訪タイ旅行者は少なくとも2500万人で、観光収入は2兆3800億バーツになると予測している。