ヂャンタブリー県の警察当局は6日、職業訓練課程校に通う16歳の少女をナイフ等で脅迫し性的な暴行を加えた容疑で、50歳のムワイタイ教師を逮捕した。
逮捕されたムワイタイ教師は、過去にバンコクにあるラーチャダムヌゥン競技場でコムパヤック・ソー・タニグンなるリングネームで2回チャンピオンベルトを手にした事があるという。
この逮捕は、被害にあった少女が母親と相談した上で、少女が録音していたムワイタイ教師からかかってきた"誘い"の電話の会話内容を証拠に被害届を提出した事を受けたもので、少女によると、これまでに2回に渡って県都内中心部にあるホテルの室内で刃物で脅されながら性的な暴行を受けていたという。また、少女によると、ムワイタイ教師は、兼ねてから校内の女子生徒に馴れ馴れしく話しかけてきたり、体に触ってくる事で知られていたという。
しかし、逮捕されたムワイタイ教師側は、良好な勤務評価や昇進に嫉妬した教師や学校の事務方が少女と共謀して自分を陥れるために嘘の被害届を出したと主張し、容疑を否認している。
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