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　三菱HCキャピタルは１日、日系企業を中心に自動車リースサービスを提供しているグループ会社のバンコク三菱HCキャピタルが、自動車リース大手の仏ALD社と、タイで共同事業会社「ALD MHC Mobility Services (Thailand)」を立ち上げると発表した。成長が見込めるタイ市場で、同事業の拡大を目指す。

　新会社は今月中にバンコクのサトーン地区に設立する予定。バンコク三菱HCキャピタルの同事業は新会社に移管する。

　2021年のタイ国内の自動車販売台数は約75.9万台で、ASEAN地域ではインドネシアに次ぐ規模。2022年の販売台数も約85万台で、長期的な市場の拡大を見込んでいる。

　三菱HCキャピタルとALD社は、2020年にマレーシアで共同事業会社 ALD MHC Mobility Services Malaysiaを設立。両社が注力しているASEAN地域で、今回の合弁は２カ国目となる。