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　ファミリーマートは２８日、タイの関連会社セントラル・ファミリーマートの全株式を事業パートナーのセントラル・リテール・コーポレーション（ＣＲＣ）の子会社セントラル・フード・リテール（ＣＦＲ）に譲渡することが決定したと発表した。譲渡日は今月２７日。

　ファミリーマートは１９９３年にタイ国内１号店を開店、１２年にはタイ最大の小売企業ＣＲＣを新たな事業パートナーとし、事業展開を進めていた。ここ最近はｅコマースや宅配サービスの台頭などによってコンビニ事業を取り巻く環境は大きく変化しており、この変化に対応するにはＣＲＣグループの経営資源を最大限活用したライセンス化事業とすることが望ましいと判断した。

　この譲渡でＣＲＣはグループでの株式保有比率は１００％となり、完全子会社化されることとなった。