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　タイ国際航空（ＴＨＡＩ）傘下のタイ・スマイル・エアは、今月１６日から拠点をスワンナプーム国際空港に一本化した。

　同社は２０１２年に運航開始。当初はスワンナプーム国際空港のみだったが、運営コストの削減を理由に国内線の一部路線でドンムアン空港を利用していた。一時はドンムアン空港に全面的に移転することも検討していた。

　タイ地元紙によると、これまで国内線と国際線の比率は８０：２０だったが、今後５５：４５とすることを目標に国際線の拡充に注力していく。

　まず今月２７日からバンコクと河南省鄭州、３月１日からはバンコクとマレーシアのコタキナバルを結ぶ路線を就航。また３月２６日からはＴＨＡＩの国際線の一部を担当する。今年中旬にはプーケットと中国の広州を結ぶ路線も就航する予定だ。

　同社は今後中国、インドのほか、ＡＳＥＡＮ地域の路線を拡大させる方針だ。