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　三菱商事は１４日、タイのクレーンレンタル最大手Ｔ．Ｓ．Ｋ．クレーン・サービス（ＴＳＫ）とクレーンのレンタル事業を手がける合弁会社Ｔ．Ｓ．Ｋ．ダイヤモンド・レンタル（ＴＳＫＤＲ）を今年６月末に設立し、事業を開始したと発表した。

　タイ政府は中長期的に鉄道や高速道路などインフラ整備に向けた大規模投資を計画しており、今後も建設需要の拡大が見込まれること、昨年ＡＳＥＡＮ共同体（ＡＥＣ）の発足によりヒト・モノ・カネの動きが活発化する中で、タイの精算拠点化がいっそう加速することが予想されるとし、クレーンレンタル最大手との合弁での事業展開を決めた。

　今回の合弁は三菱商事および１００％子会社レンタルのニッケンが４０％、ＴＳＫが６０％出資。