タイ商務省貿易政策・戦略事務局(TPSO)の26日発表によると、9月の輸出額は前年同月比24%増の384億3890万ドルで、27カ月連続で上昇。過去最高を記録した3月の351億5710万ドルを更新した。輸入額も過去最高の442億9560万ドルに達し、同50.4%増加。輸入の伸びが輸出を上回り、貿易収支は58億5660万ドルの赤字。
タイポストの報道によると、1~9月の輸出額は、前年同期比19.6%増の3045億8860万ドル。輸入額は同37.8%増の3482億8250万ドル。貿易収支は436億9390万ドルの赤字。
TPSOのナンタポン局長は、人工知能(AI)やデータセンター、電子機器需要が輸出を力強く支えたと述べた。農産物・農産加工品の輸出も堅調で、前年同月比2.5%増加。2カ月連続で拡大した。工業製品の輸出は同25.4%増。30カ月連続で上昇した。
一方、原材料と半製品、資本財の輸入が大幅に増加。コンピューター・機器、電気機械、回路基板、機械設備、部品などを輸入糸、製造工程で使用して再輸出する。
主要市場への輸出は32.4%増。内訳は、米国50.1%増、欧州連合35%増、ASEAN5カ国27%増、日本19%増、中国18.4%増。二次市場は24%増。内訳は、オーストラリア37.7%増、ラテンアメリカ29.3%増、イギリス14.6%増、アフリカ5.2%増。
今年残り3カ月の輸出動向は、拡大が続くと予測。年間輸出成長率は15~16%増。場合によっては19%に達する可能性があるとしている。2027年は継続的な成長が見込まれるが、2026年の水準が非常に高かったため、成長率は2026年より低くなるとしている。