タイ商務省貿易政策・戦略事務局(TPSO)の発表によると、2026年9月の消費者物価指数(CPI、2019年=100、速報値)は102.93で、前年同月比2.82%増加した。TPSOのナンタポン事務局長は、燃料価格が前年より高い水準で推移していることが主な要因だと説明。上昇は6カ月連続。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、ナンタポン事務局長は、国内燃料価格の高止まりと、加工食品の生産コストの上昇、卵・鶏肉・野菜などの生鮮食品の価格上昇が主な要因だと説明。CPIは前月より0.25%上昇した。
食品・ノンアルコール飲料部門は0.18%増。コメや卵、鶏肉、豚肉の値上がりが主な要因。一方、キュウリやパパイヤ、オイスターソースの価格は下落した。食品・飲料を除くその他の部門は、燃料と家賃、海外旅行費の上昇で0.3%増加した。
CPIの算出に使用する商品・サービス全464品目のうち、190品目で価格が上昇。136品目は変動がなく、138品目で下落した。
1~9月の平均CPIは前年同期比1.54%増。
生鮮食品とエネルギーを除いた9月のコアインフレ率は、前年同月比1.5%増の102.98。前月から0.01%増加した。1~9月の平均コアCPIは1.01%増。
地域別では、南部が3.32%と最も高いインフレ率を記録。次いで中部(3.03%)、東北部(2.72%)、北部(2.67%)、バンコク首都圏(2.57%)。
TPSOは2026年通年のインフレ率予測を1.5~2.5%から1.8~2.2%に修正した。中央値は2%。