格安旅行先としてのバンコクのイメージが薄れつつある。スイス大手プライベートバンクのジュリアス・ベアが7日発表した「グローバル・ウェルス&ライフスタイル・レポート2026」によると、富裕層にとって世界で最も物価が高い都市トップ10にバンコクが初めてランクインした。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、アジア太平洋地域でトップ10入りしたのは、シンガポール、香港、上海、シドニー、バンコクの5都市。トップ10は、1位:シンガポール、2位:チューリッヒ(スイス)、3位:モナコ、4位:香港、5位:ロンドン、6位:上海、7位:パリ、8位:シドニー、9位:ミラノ、10位:バンコク。シンガポールは4年連続1位。
同社は2020年からランキングを調査。世界の主要25都市で、20項目の高級品・サービスの価格に基づき算出している。2025年調査では、バンコクは11位だった。
報告書によると、バンコクでは屋台の飲食店や交通費は手頃な価格だが、男性用スーツや高級ハイヒール、経営学修士(MBA)コースの授業料が世界で最も高いことが分かった。高級車への関税高騰や、原材料価格の高騰と為替変動、富裕層消費者の体験型への支出の移行も、ランキングを押し上げる要因になった。