タイ商工会議所大学貿易戦略研究所の発表によると、9月16日から10月4日までに全国47県とバンコク都で洪水が発生し、同4日時点で30県とバンコク都で洪水が続いている。平均浸水期間は約11日。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、国の農地面積の1.1%に当たる少なくとも約166万ライが被災。内訳は、水田約133万ライ(水田総面積の2~2.1%)、畑約24万6000ライ、果樹約9万6000ライ。
工業部門では、工業団地68カ所のうち1カ所が影響を受けた。工場約5000件のうち34件が被災。トヨタ自動車などが一時生産を停止したが、工場の浸水は免れた。
経済的影響が大きい地域はバンコク首都圏で、被害額は約139億8400万バーツ。このうちバンコクは約100億8300万バーツ、近隣県は39億バーツ。続いて、東部59億6500万バーツ、中部19億8100万バーツ、北部5億1400万バーツ、東北部9700万バーツ。全体の被害額は約225億4000万バーツで、国内総生産(GDP)の0.113%に当たる。
業種別では、サービス部門が約150億1600万バーツで全体の66.6%を占めた。次いで鉱業部門63億6500万バーツ(全体の28.2%)、農業部門11億5900万バーツ(全体の5.1%)と続いた。