タイ工業省のワラウット大臣は3日、洪水で被災した55県の被災企業が2日時点で4216件に上り、被害額が推定1億4784万バーツに達すると明らかにした。
現地報道によると、被災企業のうち中小企業が4006件で最多。工場は126件、地域企業82件、鉱業事業2件。
被災企業が最も多い自治体は、バンコクの1114件。次いでサムットプラーカーン県(499件)、プラーチーンブリー県(405件)、ラヨーン県(272件)、パトゥムターニー県(232件)。
推定被害額が最も大きいのは、サケーオ県の5817万バーツ。次いでナコンパトム県(1665万バーツ)、サムットプラーカーン県(1434万バーツ)、パトゥムターニー県(1415万バーツ)、チャンタブリー県(958万バーツ)だった。
調査の結果、被災企業の約95%が財政支援を求めていた。残り5%は、工場周辺の排水設備や土嚢、給水ポンプ、救援物資、飲料水、生活必需品など、非金銭的な支援を求めていることが分かった。
産業振興局は、各自治体の産業事務所と連携し、被災企業を支援。洪水が続く地域では、電話やビデオ通話による相談を受け付けている。水が引いた地域では、優先順位に従って支援チームを派遣する。
同省はまた、工業団地周辺の住民に対する支援を加速。救援物資袋9100個を配布し、そのうち560個はスパンブリー県とチャンタブリー県の工場作業員や、浸水で取り残されている住民に配布した。