タイ商工会議所大学経済ビジネス予測センターの調査によると、旧暦9月の最初の9日間(10月10日~18日)に開催されるベジタリアン・フェスティバル(菜食週間キンジェー)の消費額は、昨年から2.2%増加し、6年ぶり高水準となる469億1300万バーツになる見込みだ。1人当たりの消費額は過去最高の5576バーツで、同7%増加した。
タイ国政府観光庁によると、菜食週間は、主に中華系の住民が9日間にわたって肉などの度物姓食品やアルコール、香りの強い野菜を避け、菜食を中心とした料理で生活することで自身の身を清める週間。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、同センターのタナワット会長は、生活費の上昇が主な要因で、功徳や健康志向も消費を支えていると述べた。また「消費者の行動が明らかに変化している」と指摘。10日間を通して厳格な菜食主義を貫くのではなく、特定の食事で肉を控える人が増えていると説明した。
また、9月21日~28日に全国の1230人を対象にした同センターの調査によると、「祭りに参加予定」と回答したのは32%で、昨年の34%から減少。過去11年間で最低を記録した。「参加しない」は68%。
参加しない理由は、景気低迷(25.8%)、中国系のルーツがない(14.2%)、家族の中に参加者がいない(12.3%)、ベジタリアン食品の価格が高い(11.3%)など。所得や生活費が消費者の判断に大きな影響を与えていることが分かる。
参加する理由は、功徳のため(19.7%)、季節の伝統(18.3%)、肉の消費量を減らすため(15.4%)、神社で提供される無料の食事(10.4%)、健康のため(10.2%)など。
昨年と比較した消費行動に関して、「横ばい」は49.8%。「増やす」33%、「消費を減らす」17.2%。消費の上昇を予測する人のうち、食料価格の上昇が直接の要因だとする人は38.1%。