タイ商務省外国貿易局(DFT)の発表によると、2026年2月の国境貿易は1394億4200万バーツで、前年同月比9.7%減少した。カンボジア国境で続く検問所の閉鎖やラオスの購買力低下など、近隣諸国の情勢が影響した。
プラチャーチャート・トゥラキットなどの報道によると、輸出額756億4800万バーツ(同12.1%減)、輸入額637億9400万バーツ(同6.7%減)。貿易収支は118億5400万バーツの黒字。
1~2月の国境貿易は前年同期比0.3%増の3005億7700万バーツ。輸出額1636億2500万バーツ(同0.3%減)、輸入額1369億5200万バーツ(同1.0%増)。貿易収支は266億7300万バーツの黒字。
隣国4カ国(カンボジア・ラオス・マレーシア・ミャンマー)との2月の国境貿易は、前年同月比28.2%減の621億4500万バーツ。輸出額352億3000万バーツ(同30.7%減)、輸入額269億1500万バーツ(同24.7%減)。貿易収支は83億1600万バーツの黒字。
国別貿易額では多い順に、マレーシア244億6800万バーツ(同3.7%減)、ラオス238億7300万バーツ(同14.9%減)、ミャンマー138億400万バーツ(同21.1%減)、カンボジア0(同100%減)。
主要輸出品は、ディーゼル燃料(31億1600万バーツ)、パソコン・その他の機器(15億4400万バーツ)、電気回路基板(12億900万バーツ)。
1~2月の隣国4カ国との国境貿易は、前年同期比23.3%減の1307億5800万バーツ。輸出額739億7800万バーツ(同27.1%増)、輸入額567億8000万バーツ(同17.7%減)。
隣国を経由した2月の第三国への国境貿易は772億9600万バーツで、前年同月比13.9%増加した。輸出額404億1700万バーツ(同14.8%増)、輸入額368億7900万バーツ(同12.9%増)。
国別貿易額では多い順に、中国同413億5300万バーツ(同7.2%増)、シンガポール133億6400万バーツ(同32.3%増)、ベトナム93億9200万バーツ(同68.2%増)。
主要輸出品はハードディスクドライブ(65億4700万バーツ)、生鮮ドリアン(47億2400万バーツ)、電話機・付属品(37億5500万バーツ)。
1~2月の第三国への国境貿易は、前年同期比31.4%増の1698億1900万バーツ。輸出額896億4700万バーツ(同42.9%増)、輸入額801億7200万バーツ(同20.5%増)。
同局のアーラダー局長は、第三国への国境貿易は引き続き好調に拡大したが、近隣諸国の情勢が影響し、国境貿易は28.2%減と大幅に縮小したと説明。ミャンマー政府の貿易措置による貨物輸送の混乱や、カンボジア国境で続く検問所の閉鎖、ラオス国内のインフレとキープ安による購買力の低下が減少に繋がった。