タイ・バンコクの首都警察は18日、16日に発生した列車とバスの衝突事故で、タイ国鉄(SRT)の列車運転士が10日前に覚醒剤と大麻を使用したと供述したと明らかにした。運転士は2019年、薬物事件で起訴されていた。
公共放送PBSの報道によると、警察は、列車の運転士サヨムポン容疑者(46)と踏み切り信号係員ウテーン容疑者(46)を、過失致死・致傷の疑いで逮捕。起訴手続きに入っている。両者とも10万バーツの保釈金で保釈された。警察は、治療中のバスの運転士も回復後に起訴する予定。
警察によると、サヨムポン容疑者とウテーン容疑者の証言には食い違いがあり、ウテーン容疑者は手順に従って警報信号を作動させたと主張。サヨムポン容疑者は警報表示が見えなかったと主張している。
また、サヨムポン容疑者は、覚醒剤と大麻を常習使用していると認め、最後に使ったのは約10日前と供述。警察は10日よりも直近で使用した可能性もあるとみて捜査を進めている。サヨムポン容疑者は2019年、ナコンシータンマラート県トゥンソン警察署管内で、薬物関連の罪で起訴されたことも判明した。
当局はまた、サヨムポン容疑者が運輸省の運転許可免許を取得していなかったことを受け、SRTの鉄道運転士の認可基準・要件を調査する方針。